秋茄子は嫁に食わすなだなんてもったいない

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こんにちは、たねなえドットコムです。
紅葉も始まりすっかり秋めいてきましたね!
今日は『秋茄子は嫁に食わすな』でお馴染みのナスのお話です。

『秋茄子は嫁に食わすな』
はい、余計なお世話だ!って思う方も多いこのフレーズのナス。
栄養価も「無す」だったりするのですが、よく身体を冷やす、だなんて言われます。
何がそうさせているのでしょうか。

それは、夏野菜に多く含まれる水分、そしてカリウムが多く含まれているのが理由で
カリウムの利尿作用によって体内の熱を水分として排出するからなんです。
また、カリウムには余分な塩分を排出する効果もありますので健康に一役かっています。
ただし、冷えてくるこの季節、あまり身体を冷やしても良くありませんので
美味しいからといってあまり食べ過ぎると体調を崩してしまうので
気遣いで生まれた言葉が『秋茄子は嫁に食わすな』という説があります。
実際の所はどうなんでしょうか:D

知っている人は知っている茄子のパワー 『ナスニン』
最初に茄子には栄養が「無す」と書きましたが
実は皮に『ナスニン』という成分が含まれており、アントシアニンの一種で
ポリフェノールの仲間なんだそうです。

とても強力な抗酸化作用を持っており、老化の原因とされる活性酸素を抑制し
生活習慣病の予防や老化防止を防ぐ効果があるとされています。

そのナスニンは水溶性の性質を持っており、アク抜きの為
長時間水にさらしているとどんどん溶けだしていってしましますので注意が必要です。
その為、茄子はお味噌汁などの汁物にすると無駄なくナスニンを摂取する事ができます。
また、油料理にも相性がいいというのは理に適っていて、脂溶性ではありませんので
こちらも無駄なく栄養価を摂ることができます。

折角の食欲の秋ですから、なるべく素材の栄養をしっかり摂れる調理法で
美味しく無駄なく頂きたいですね。

それではまた!

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