野菜で鉄分摂取は意味がないってホント?

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こんにちは!たねなえドットコムです。
鉄分が豊富な野菜と言えば『ほうれん草』をイメージしませんか?
たしかにその通りなのですが、実の所は鉄分不足を補うのには
どうやら不向きなんだそうです。
そこで今日は鉄分補給と野菜の関係についてお話しします。

よく貧血にはほうれん草と言われますが、実はあまり効果がありません。
何故かというと鉄分には人の身体に吸収されやすいタイプと吸収されやすいタイプがあります。
ほうれん草は残念ながら『されにくい』タイプだったんです。
さらに、鉄の吸収を抑えるシュウ酸という成分が含まれている為、貧血予防などには
ほうれん草はあまり効果がない食べ物という事になりますね。

女性の場合、慢性的に鉄分不足になりがちで極端なダイエットによる
栄養不足から体内の鉄分が不足し、鉄欠乏症貧血に陥りやすいです。

鉄分は出血や発汗により体外に出てしまうため、食事により補わなければなりません。
吸収されやすい鉄は動物性たんぱく質、肉(レバーや赤身)魚などに多く含まれます。
さらに、鉄の吸収を促す成分を含む食材とセットで摂る事で効率の良い鉄分補給が可能となるのです。
そこで野菜の出番なんですね。

主に野菜・柑橘系果物に多く含まれるビタミンCやクエン酸は鉄の吸収を促し
また、しょうゆも吸収率アップのサポートをしてくれます。

逆にお茶に含まれるタンニン、赤ワインなどに含まれるポリフェノール
乳製品、玄米などは鉄の吸収を妨げる原因にも。

まとめますと野菜は健康にとてもいいですが、肉や魚も上手に摂る事は
身体が必要としている栄養素をしっかり効率よく得る最良の方法です。
ダイエットもいいですが、体内バランスが悪くなってしまうとかえって逆効果になりかねません。

何事も極端なのは良くないということで鉄分と野菜の関係をご紹介しました。
それではまた!

 

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